nemlog article nemlog1 nem Apostille Symbol
NEMブロックチェーン機能の Apostille(アポスティーユ)を使ったmatsunoさんの実験の考察
matsunoさんが天ぷらスワンさん制作のNEMスピンキーホルダー(限定品)発送の手伝いをするにあたり、オリジナルNEM切手を使った「限定商品証明方法」の実験を行いました。
従来の限定商品の証明方法は「シリアルナンバー記入」「証明書の発行」の2点があり、これらは紙にインク等で文字を記載したものです。
今回、matsunoさんが行った限定商品の証明方法は以下の2点です。
・NEMのトランザクションを利用し、0XEM送金に任意のメッセージを添付し、ブロックチェーンに書き込む
・作成されたトランザクションをQRコードに変換し、郵便局が提供するオリジナル切手作成サービスで限定数量分切手を発行する
これらの方法を利用することによってQRコードが読み込めるツール(スマートフォン等)があれば、第三者がトランザクションを確認することができ、添付されたメッセージにより内容物や発行日時を知ることができます。
限定数量をより明確にするため、対象者のウォレットアドレスをトランザクションに刻む「モザイク」を送付個数分発行し、対象者ウォレットアドレスにモザイクを送付するという方法でより数量限定を明確にすることができるそうですが、今回はそれはしないとのことでした。
私はこのmatsunoさんの実験に参加し、商品が届いた後にこの実験の考察を行いました。
SymbolはAPIやSDKにより既存アプリケーションやシステムへのつなぎ込みも容易ですので、ECサイトやフリマアプリで何かしらの形で活用できるのではないかと思いました。